ポプリ
「ねちゃったの?」
リプニーの後をついてきたルナは、ベッドの上によじ登り、ちょこんと座ってティーダの寝顔を覗き込んだ。
昼間はあんなにキラキラ輝いていた蒼いお空の瞳が瞼に隠れてしまい、金色の髪も穏やかなランプの明かりを受けて、夕方の色になってしまっている。
「もう夜遅いからね」
リプニーはルナの頭を優しく撫でる。
「やくそくしたのに……」
しょんぼりしたルナは、ティーダを布団の上からぽんぽん叩いた。
「じゃあね、あしたはちゃんとあそぼうね。やくそくやぶったらげぼくにしちゃうからねぇ」
と、ちょっと恐ろし気な約束をして、ルナは帰っていった。
そんなことが二度三度。
二人が仲良く遊べる日は遠い。
◇
Q その後遊べましたか?
ティーダ・ルナ
「遊んだ記憶がまったくないな(ね)」
……だそうです。
リプニーの後をついてきたルナは、ベッドの上によじ登り、ちょこんと座ってティーダの寝顔を覗き込んだ。
昼間はあんなにキラキラ輝いていた蒼いお空の瞳が瞼に隠れてしまい、金色の髪も穏やかなランプの明かりを受けて、夕方の色になってしまっている。
「もう夜遅いからね」
リプニーはルナの頭を優しく撫でる。
「やくそくしたのに……」
しょんぼりしたルナは、ティーダを布団の上からぽんぽん叩いた。
「じゃあね、あしたはちゃんとあそぼうね。やくそくやぶったらげぼくにしちゃうからねぇ」
と、ちょっと恐ろし気な約束をして、ルナは帰っていった。
そんなことが二度三度。
二人が仲良く遊べる日は遠い。
◇
Q その後遊べましたか?
ティーダ・ルナ
「遊んだ記憶がまったくないな(ね)」
……だそうです。