ポプリ
では別な誰かが自分たちを結ぶ『苺の関係』を知り、悪戯を仕掛けてきたのか。……そうであって欲しい。そうであって欲しい。そうであって欲しい!
だってもし本人から送られてきたのだとしたら、どうしたらいいのか分からない。確かめようもない。
『龍乃さん、誕生日プレゼントの苺、ありがとう』、もしくは『この苺、龍乃さんのかい?』
……そんなこと、本人になんてとても聞けない。
「……」
ノエルは悩む。
苺を前にして悩む。
そうして長い時間が経過して、ノエルは丁寧に苺を畳んで、そっと封筒に戻した。そしてクローゼットの奥の奥に仕舞い込んで、記憶とともに封印することにした。
……まあ、毎日顔を合わせる生徒会長と、毎日長い時を過ごす自室。
忘れられるはずもないのだけれど。
◇
犯人は理事長(笑)
まさか親子そろっておぱんつで悩むことになろうとは(笑)
だってもし本人から送られてきたのだとしたら、どうしたらいいのか分からない。確かめようもない。
『龍乃さん、誕生日プレゼントの苺、ありがとう』、もしくは『この苺、龍乃さんのかい?』
……そんなこと、本人になんてとても聞けない。
「……」
ノエルは悩む。
苺を前にして悩む。
そうして長い時間が経過して、ノエルは丁寧に苺を畳んで、そっと封筒に戻した。そしてクローゼットの奥の奥に仕舞い込んで、記憶とともに封印することにした。
……まあ、毎日顔を合わせる生徒会長と、毎日長い時を過ごす自室。
忘れられるはずもないのだけれど。
◇
犯人は理事長(笑)
まさか親子そろっておぱんつで悩むことになろうとは(笑)