ポプリ
「違います! 誰のものだか知れないものが何故か兄さんのクローゼットに!」
「……ま、まさか」
ペインの中で色んな妄想が繰り広げられる。
そこにノエル登場。
「母さん、雑巾余ってない? 何枚か欲しいんだけど……」
「ノエル!」
ペインはノエルの肩をがしっと掴む。
「あ、あなた、もしかして彼女が出来たんじゃないですか?」
「えっ? そ、そんな人いないよ」
「じゃあ何故こんなものがあなたの部屋から出てきたんですか?」
ペインが視線を向けた先には、ちょっと怒ったような顔をして苺パンツを広げてみせるセレナの姿が。
「え……な、なっ、何故それがここに!」
「やっぱり兄さんのものなんですね! 兄さん、この苺はなんなんですかっ!」
「や、ちが……」
「ノエル、あのね、母さん大事なことを言いますよ。あなたはまだ高校生なのだから、お相手のお嬢さんのことは大事にしないといけません。もし万が一のことがあっても、年齢的にも、学生の身であるあなたではどうすることも出来ないでしょう? 父さんのようにきちんと社会的に自立してから、そういうことをしなければ……」
「なんの話だよ、母さん!」
「そ、そういうことの話ですよ……」
眼鏡が曇るほど照れるペイン。でも息子の教育のために真っ赤になりながら頑張りました。
「え、え……兄さん、彼女が……? ま、まさか龍乃さんと……?」
ガーン、とショックを受けたような顔になるお兄ちゃん子。
「……ま、まさか」
ペインの中で色んな妄想が繰り広げられる。
そこにノエル登場。
「母さん、雑巾余ってない? 何枚か欲しいんだけど……」
「ノエル!」
ペインはノエルの肩をがしっと掴む。
「あ、あなた、もしかして彼女が出来たんじゃないですか?」
「えっ? そ、そんな人いないよ」
「じゃあ何故こんなものがあなたの部屋から出てきたんですか?」
ペインが視線を向けた先には、ちょっと怒ったような顔をして苺パンツを広げてみせるセレナの姿が。
「え……な、なっ、何故それがここに!」
「やっぱり兄さんのものなんですね! 兄さん、この苺はなんなんですかっ!」
「や、ちが……」
「ノエル、あのね、母さん大事なことを言いますよ。あなたはまだ高校生なのだから、お相手のお嬢さんのことは大事にしないといけません。もし万が一のことがあっても、年齢的にも、学生の身であるあなたではどうすることも出来ないでしょう? 父さんのようにきちんと社会的に自立してから、そういうことをしなければ……」
「なんの話だよ、母さん!」
「そ、そういうことの話ですよ……」
眼鏡が曇るほど照れるペイン。でも息子の教育のために真っ赤になりながら頑張りました。
「え、え……兄さん、彼女が……? ま、まさか龍乃さんと……?」
ガーン、とショックを受けたような顔になるお兄ちゃん子。