雨虹~傘を持たない僕達は果てない空に雨上がりの虹を見た~
海の上を走るように一直線に延びる古宇利大橋。橋そのものには広々とした歩道が整備されていて、そこを歩いて渡り、島じゅう丸ごとパワースポットと言われる古宇利島へ。
光輝くエメラルドグリーンの海。どこまでも続く青い空。中でも特に穂香が感動したのは、ふたつの岩がハートのように見えるハートロックだ。遠くまで広がる蒼い海の中に、そのふたつの岩は並んでいる。
色んな思いが穂香の中に込み上げて、思わず泣いてしまいそうになったけれど、それをぐっとこらえると、隣に立つ千咲希に笑顔を向けた。
そんな古宇利島をあとにして、バスは国際通りへ――。
1.6キロ続く国際通りの両側には、お土産ショップや飲食店がずらりと並び、その入り口には、沖縄の守り神であるシーサーが。
今日はここで自由行動となり、十八時半までにそれぞれホテルに戻るという事になっている。穂香と千咲希はお土産を見て回る事にして、国際通りを歩き出した。
光輝くエメラルドグリーンの海。どこまでも続く青い空。中でも特に穂香が感動したのは、ふたつの岩がハートのように見えるハートロックだ。遠くまで広がる蒼い海の中に、そのふたつの岩は並んでいる。
色んな思いが穂香の中に込み上げて、思わず泣いてしまいそうになったけれど、それをぐっとこらえると、隣に立つ千咲希に笑顔を向けた。
そんな古宇利島をあとにして、バスは国際通りへ――。
1.6キロ続く国際通りの両側には、お土産ショップや飲食店がずらりと並び、その入り口には、沖縄の守り神であるシーサーが。
今日はここで自由行動となり、十八時半までにそれぞれホテルに戻るという事になっている。穂香と千咲希はお土産を見て回る事にして、国際通りを歩き出した。