隣に住むのは『ピー…』な上司
(う…羨ましい……)
何がって小鳥が。
いやいや、課長が。
「か、課長……」
私もさせて欲しい。
肩に乗るのがムリなら手の中に収めるだけでもいい。
ウズウズしながら見ていたせいか、課長の顔が綻びました。
「やりたいのか?」
肩に乗っている小鳥を指に止まらせ、スッ…と私の方に向ける。
「はいっ!是非!」
お願いする前に叶った。
課長、ありがとう!
「肘を伸ばして人差し指を真っ直ぐこっちに向けろ」
課長を指差すような格好をしてみせると、指の先が触れるくらいに近づいた。
「あっちへ行け」
止まっている足元の関節を動かす。
止まっていた小鳥はチョンチョンと飛び跳ねながら移動してきました。
(か、可愛い……)
怖いとか痛いとかありません。
オモチャみたいな細い足が私の指に巻き付いている。
「寄せても平気でしょうか?」
ドキドキしながら聞くと課長は笑いを噛み締めるような顔つきをしていて。
「大丈夫だ。でも、フンを落とされるかもしれないから注意して」
「は…はい」
フンなんか平気。
そんなのこの可愛さに比べたら何でもない。
そろり…と肘の関節を曲げた。
近づく小鳥の顔にワクワクと胸が躍る。
白い頭が動いている。
ブルーとパープルの混ざった翼が、さぁっ…と少しだけ開きました。
パササッ。
何がって小鳥が。
いやいや、課長が。
「か、課長……」
私もさせて欲しい。
肩に乗るのがムリなら手の中に収めるだけでもいい。
ウズウズしながら見ていたせいか、課長の顔が綻びました。
「やりたいのか?」
肩に乗っている小鳥を指に止まらせ、スッ…と私の方に向ける。
「はいっ!是非!」
お願いする前に叶った。
課長、ありがとう!
「肘を伸ばして人差し指を真っ直ぐこっちに向けろ」
課長を指差すような格好をしてみせると、指の先が触れるくらいに近づいた。
「あっちへ行け」
止まっている足元の関節を動かす。
止まっていた小鳥はチョンチョンと飛び跳ねながら移動してきました。
(か、可愛い……)
怖いとか痛いとかありません。
オモチャみたいな細い足が私の指に巻き付いている。
「寄せても平気でしょうか?」
ドキドキしながら聞くと課長は笑いを噛み締めるような顔つきをしていて。
「大丈夫だ。でも、フンを落とされるかもしれないから注意して」
「は…はい」
フンなんか平気。
そんなのこの可愛さに比べたら何でもない。
そろり…と肘の関節を曲げた。
近づく小鳥の顔にワクワクと胸が躍る。
白い頭が動いている。
ブルーとパープルの混ざった翼が、さぁっ…と少しだけ開きました。
パササッ。