君がうたう七つの子
レイが、レイを傷つけるような言葉を。
でも言わせてしまったのは僕で。
まぎれもなく。一寸の狂いもなく。
大人になることがもう許されなくなったからこそ、言えたその言葉を言わせたのは・・・僕なのだ。
その事にショックを受ける。
さっきとは比べられないほどの迂闊さに、愚かさに。
「しょう君?」
その声にいつの間にか下げていた顔を持ち上げる。
「大丈夫?」
胸のところで両手を握りしめ、眉を下げて聞いてくるその姿は、確かに僕の事を心配してくれている。
こんな僕の事を。
でも言わせてしまったのは僕で。
まぎれもなく。一寸の狂いもなく。
大人になることがもう許されなくなったからこそ、言えたその言葉を言わせたのは・・・僕なのだ。
その事にショックを受ける。
さっきとは比べられないほどの迂闊さに、愚かさに。
「しょう君?」
その声にいつの間にか下げていた顔を持ち上げる。
「大丈夫?」
胸のところで両手を握りしめ、眉を下げて聞いてくるその姿は、確かに僕の事を心配してくれている。
こんな僕の事を。