いじめ~真実と偽り~
サボるために向かった場所はもう使われていない音楽室
少し、本を読んで暇になったのでピアノでも弾こうとしたとき
ガラッ
誰かが入ってきた
ここは誰も近寄らないはず
一体誰が
振り向いて入り口の方を見てみるとそこには懐かしい顔があった
?「おい、今日からここは俺たちの溜まり場だ。 出ていけ」
?「そうだよ、目障りだからね」
?「早くしろ。」
?「ごめんね?今度デートしてあげるからどこかに行ってくれる?」
?「ねぇ、早く~」
?「早く~」
はあ、気づいてないし
リ「嫌よ.て言うか誰に口を利いてるのかしら。龍斗、零」
龍「なぜ、俺らをしたの名前で呼ぶんじゃね!女だからって容赦しねーぞ!」
零「誰が下の名前で読んでいいなんて言ったの?てか、君だれ?」
駄目だ、気づかない何でだろう?
あっ!変装したまんまだ!
リ「ごめんごめん、これで解る?」
ウィッグを取ってピアスをしてメガネをとってシャツのボタンを第3まで外し、シールを剥がした。
龍・零「あっ!リカじゃねーか!」
リ「ヤッホー!久しぶり、他の方々は初めまして(ニコッ)」
?×4「おい、どういう関係だ?」
龍・零「俺たち双子の幼なじみのリカだ。」
リ「初めまして、龍斗と零の幼なじみの鳳 凰リカです(ニコッ) よろしく」
龍斗「リカ、俺たちは黒龍なんだ!
で、こいつらは、俺たちの仲間だ!」
リ「そっか、名前を聞いてもいい?」
龍斗「俺からする!
よく知っているように、黒崎龍斗だ。総長をしている」
零「僕は副総長をしているよ」
?「姫路楓(ふう)だ。幹部をしている
俺に近づくなよ」
?「楓の双子の弟の姫路総だよ!よろしくね!僕も幹部をしているんだ!」
?「宮崎翔太だ。幹部をしている。風太の 双子の兄だ。」
?「宮崎風太だよ。同じく幹部をしていて翔太の双子の弟だよ。よろしくね♪」
リ「へえー、龍斗達が黒龍なんだね!」
零「なあ、リカ。転入してきてそうそう噂を聴いたんだ。青龍の元姫が現姫をいじめてたって。その元姫って誰だか知ってる?」
リ「それを知って何をするの?」
龍「それは、そいつを呼び出して現姫に謝らせる」
リ「へえー、じゃあ教えてあげる。
元姫って私のことだよ。
どうやって謝らせるの?
真実を何も知らないあなた達が。」
龍「ッ!元姫ってお前のことだったのか!昔はそんなことをしないやつだったのになぜそんなことをした!?」
リ「見てもないのに決めつけないでくれる?黒龍も所詮は為善者なんだね。青龍と一緒で」
リ「悪いけど、謝る気は無いわ。
知っているでしょ?
やって間違っていたらちゃんと謝るわ。でも、やってもないことは、謝らない主義なの」
龍「でもッ!」
リ「龍斗も話を聞かないで信じてくれないんだね。残念だな。」
龍「おいッ!どういうことだ!」
零「落ち着いて、龍斗」
リ「出ていってくれる?
ここは私の場所なの。いくら、幼なじみでも容赦なく追い出すわよ?(殺気)」
黒龍「ッ!」