正義の翼〜光と闇〜
すると「すいません!隣いいですか?」声のする方向を見ると見知らね女性が笑顔で立ってた。俺「どうぞ(笑)」女「失礼します(笑)今回試験受けるの初めてですか?」俺「そうだよ(笑)君は?」女「私も初めてです(笑)」 俺「そっか(笑)なぜ婦警に?」女「昔からの憧れなんです(笑)」俺 「それだけが理由?」俺がそう言うと彼女の顔が変わった。女「母が交通事故にあって・・・ひき逃げされたんです。」俺「なんか不味い事聞いちゃったみたいだね・・・」女「いいんです(笑)気にしないでください(笑)」俺「犯人は?」女「捕まってません。」俺「お母さんは?」女「天国に逝っちゃいました・・・。」 俺「そっか・・・」女「だから私、その母を殺した犯人が絶対許せないんです。必ず探し出して復讐して私がその犯人を殺してやるん「憎しみからは何もうまれないよ。」女「えっ・・・!?」俺「そんな事してもお母さん喜ばないと思うよ?復讐の為に婦警になるなんて聞いたらお母さん悲しむよ。」女「憎しみからは何もうまれないって・・・」俺「あぁ。その言葉ね・・・死んだ父さんが言ってた言葉なんだ・・・。」 女「お父さん病気で?」 俺「いや。俺の父は刑事だったんだ。職務中に何者かに刺されてね・・・俺はその犯人を自分の手で捕まえたくてね・・・」女「そっか・・・お互い受かるといいね!」俺「そうだね(笑)名前教えてもらってもいいかな?」女「美波です(笑)そっちは?」俺「上杉聖徒!」美波「上杉君ね!覚えとく(笑)」俺「俺も覚えとくよ(笑)」そして時間は12時55分。俺は会場に戻り着席した。