最悪なウェディング~鬼上司と恋の予感?~

「愛美……大丈夫?」

「ごめん。仕事代わってもらって」
美香子に代理を頼んだ。
今は、医務室で横になっていた。

「別にこれぐらいいいわよ。
定期時間だし、送って行こうか?」
心配そうに言ってくれる美香子。

「ううん、大丈夫。1人で帰れるから」

これ以上迷惑もかけられないし
今は、1人になりたい。
するとガッチャッと誰が入ってくる。

ゲッ!!
入って来たのは、恵梨香のお兄さんだった。
怒りに来たの!?

「あの……今日は……」
一応謝るべき?でも私は、悪くないし……。

戸惑っていると
ドサッとカバンを放り投げられる。
えっ……?

恵梨香のお兄さんは、
「帰り支度をしろ。飲みに行くぞ」

……はい!?

「えっ?何でまた……?」
どうしてお兄さんと一緒にお酒を飲まないと
ならないのよ!??

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