最悪なウェディング~鬼上司と恋の予感?~

「何だ……?」

「あの……」
私は、お兄さんに話をした。
これでいいのか分からないけど、後悔をしたくない。
でもせめて……夢をみたい。

それから数日が経ち。
恵梨香と智也は、お兄さんに連れられてある場所に
連れて行く。
「お兄ちゃん。ここって……!?」

「降りろ」
車を停めるお兄ちゃん。
そこは、白鳥ロイヤルホテルだった。

「嫌だ。そこには……」
気まずいからと降りるのを嫌がる恵梨香。

「いいから。俺がついているから大丈夫だ」
お兄さんは、無理やり降ろすと恵梨香を中に
連れて行くと着替えさせる。

「お兄さん……これ!?」

「行くぞ」

教会の方に連れて行くと
そこで私は、立って待っていた。

「愛美……!?」

「恵梨香。ほら急いで。
花嫁様が遅れたら大変だから」
そう言うと扉を開ける。

< 70 / 87 >

この作品をシェア

pagetop