はい!こちら、ぬいぐるみーず探偵局です♪



「じゃあ、おやすみなさい。陽菜が寝るまでママ傍にいてあげるから」

「えっ?」

「ね、恭介さん」

「あぁ、パパも傍にいるから。さ、もう寝ような」

陽菜ちゃんに布団を掛けて

「絵本読む?」

陽菜ちゃんは僕達とまだまだ喋りたかったみたいだけど諦めたのか

「おうたうたって」

志織ちゃんにいつもの歌を歌ってもらって眠りに就いた。

「寝たな」

「えぇ。やっぱりビー玉が見つからないのが気にかかってるんでしょうね」

「そうだな。こいつも執着心が凄いからな。お前に似て」

「私は」

「こいつらに執着してる」

恭介パパが僕の額にでこピン。

ん、もう! 痛いじゃないか。

「私は熊五郎達に執着してませんよ。私が執着してるのは…」

「ん?」

あ、恭介パパと志織ちゃんが…

見ちゃ駄目!

僕達は慌てて目を閉じた。

ほんと、いつまでもラブラブなんだから。



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