はい!こちら、ぬいぐるみーず探偵局です♪



「熊五郎…」

「うん、今の様子じゃコンは陽菜ちゃんとこじゃないみたいだ」

「だね」

「それなら何処に…」

みんな頭を寄せあって考える。

だけど答えは出ない。

「熊五郎、こうなったら時間を遡って調べるしかないよ」

ペンの言葉に

「そうだね。体もだいぶ乾いたから動いても大丈夫そうだし」

今はもう夜。

昼間はカンカン照りだったから乾くのも早い。

「じゃあ陽菜ちゃんのお部屋に行こう」

「うん」

魔法のバトンは陽菜ちゃんのお部屋に置いてある。

みんなで陽菜ちゃんのベッドに座り

「誰か着いて来る?」

七匹でぞろぞろ行くのも…ね。

「ウサを連れて行って。もしコンがこの家の何処かにいるなら手が自由に使えるウサがいた方がいいから」

「そうだね。じゃあウサ」

「うん」

ルカの言葉にみんなが納得。

「じゃあ行って来るね。ミラクル·マジカル·ヒナクル!」

バトンを一ふりして僕達は今日の朝に時間を遡った。



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