はい!こちら、ぬいぐるみーず探偵局です♪
恭介パパが帰って来て晩御飯。
陽菜ちゃんはいつもより食べる量も少なくあまりお喋りもしない 。
「陽菜どうした?」
恭介パパも変に思い聞くと陽菜ちゃんは悠ちゃんからもらったビー玉が無くなった話しをした。
「そうか。それで元気がないんだな。陽菜大丈夫だ、もし見つからなかったらパパがビー玉を買ってやる」
「恭介さん!」
「ん?」
志織ちゃん呆れてる。
「いらないもん。ゆうちゃんにもらったびーだまだからたからものなの」
そうだよね。
大好きな悠ちゃんからプレゼントしてもらったからただのビー玉でも宝物になるんだよね。
恭介パパその辺の陽菜ちゃんの気持ちって言うか女心が分からないんだから。
涼ちゃんも『やれやれ』って顔をしてるよ。
恭介パパ、陽菜ちゃ んに言い返され志織ちゃんと涼ちゃんからも冷たい目で見られ『 えっと…』なんて言いながら
「ん、今日の晩飯は美味い。な、涼。陽菜も食べなさい」
何とか誤魔化そうとしている。
こういうとこはちょっと可愛いかも。
僕達はバレないように顔を見合わせてクスッと笑った。