cherry blossom
げらげらと大声でふざけて笑っている2人。
へらへらと笑って、『咲』という道化を演じる私。
うつむいていたから、梨夢の顔は見えなかったけど
想像はできた。
きっと梨夢は、私に幻滅して...
そして、絶望的な表情をしている。
きっと...いや、絶対そうだよね...。
ごめんね。梨夢。
私が弱くなければ...
・・・
でもいつも...あの時も、逃げる道を選んできた私は
____今更強くなんかなれないよ...。