Tatarian aster

3









それからバスに揺られて、たどり着いた先はお墓だった。





少年はとあるお墓の前でしゃがみ込み、掃除をして





持って来ていたシオンの花を供えた。





少年の顔には、薄い微笑みが湛えられていた。








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