Dear.
「はい、プレミアムストロベリー、はよはよ」
「お前、何円したと思ってんだよ」
コンビニから出てきた和泉くんに飛びついて袋の中を漁るカナ。
「え、460円っしょ? 分かってるよ」
「そういう話じゃねーし!」
お目当てのアイスを取り出したカナは首をかしげて。
「何? お礼してほしいの?」
アイスを手に、笑う。
「ありがと」
ー綺麗な笑顔。
「……どういたしまして」
和泉くんが目をそらす。
カナは、モテる。理由は、きっと、この笑顔が大きいんだろう。
わたしは、カナが和泉くんをイジリにかかるのを微笑ましく眺めていた。
「お前、何円したと思ってんだよ」
コンビニから出てきた和泉くんに飛びついて袋の中を漁るカナ。
「え、460円っしょ? 分かってるよ」
「そういう話じゃねーし!」
お目当てのアイスを取り出したカナは首をかしげて。
「何? お礼してほしいの?」
アイスを手に、笑う。
「ありがと」
ー綺麗な笑顔。
「……どういたしまして」
和泉くんが目をそらす。
カナは、モテる。理由は、きっと、この笑顔が大きいんだろう。
わたしは、カナが和泉くんをイジリにかかるのを微笑ましく眺めていた。