ヘブンリー・ジャックと仲間たち

なにやら口をパクパクさせている。

せ、ん、せ、い、は、な、し、な、が、い?

たしかにそうだけど!どーでもよすぎ…。

「…。」

わたしは無言で前をむいた。

「新入生代表の言葉。」

おっ!トップで入学した人ってことだよね?

どんな人かなぁ…。

黒髪で、メガネのいかにも頭よさそうな

男の子が壇上に上がった。
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