ゴンッ!=キュン?
side:蒼依
痛ってー...
「すいません!リード引っ張りすぎちゃって、あの、あの、あの、そこの角まがると病院あります!」
普段から鍛えてはいたが不意のアッパーに対応できず、尻もちをついてしまった。
顔を上げると困った顔の女がおり、何かを見た瞬間突然走り去った。
その病院、俺ん家ですわ。
その前になぜ突然走り去る。
足、はえーな。
犬のが引きずられてるぞオイ。
「くくっ」
痛かったはずの顎の痛みは残っておらず、殴られたのに笑いがこみ上げた。
「あんな女初めてだわ」
立ち上がることも忘れ笑ってしまっていたらしい。
「蒼依(あおい)、こわいよ?」
「日向(ひなた)か」
後ろから声をかけてきたのは双子の弟の日向だった。
「ほら立って。帰るよ恥ずかしい」
「おう!」
日向とすぐそこにある家へと帰る中、思い出すのはさっきの光景。
鮮明に焼き付いてしまったらしく、思い出し笑いしていると可愛い弟は思いっきりどん引きした顔で離れてしまった。
痛ってー...
「すいません!リード引っ張りすぎちゃって、あの、あの、あの、そこの角まがると病院あります!」
普段から鍛えてはいたが不意のアッパーに対応できず、尻もちをついてしまった。
顔を上げると困った顔の女がおり、何かを見た瞬間突然走り去った。
その病院、俺ん家ですわ。
その前になぜ突然走り去る。
足、はえーな。
犬のが引きずられてるぞオイ。
「くくっ」
痛かったはずの顎の痛みは残っておらず、殴られたのに笑いがこみ上げた。
「あんな女初めてだわ」
立ち上がることも忘れ笑ってしまっていたらしい。
「蒼依(あおい)、こわいよ?」
「日向(ひなた)か」
後ろから声をかけてきたのは双子の弟の日向だった。
「ほら立って。帰るよ恥ずかしい」
「おう!」
日向とすぐそこにある家へと帰る中、思い出すのはさっきの光景。
鮮明に焼き付いてしまったらしく、思い出し笑いしていると可愛い弟は思いっきりどん引きした顔で離れてしまった。