幼なじみに彼女ができました



ヒューー


夏なのに何故か風が冷たいよ。


まるで私の心のようだよ。


「はぁ…」


誰も居ない中庭のベンチに腰掛けて、俯いた


優ちゃん来てくれないかな、


『なんかあった?』って優しく聞いてくれて


それで、いつもみたいに優しく頭撫でてくれて


「あー!ダメだダメだ!忘れろ!」


パンパンって顔を叩くけどやっぱり脳内には優ちゃんの事ばっかで。


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