幼なじみに彼女ができました


「へー。そーゆーこと。何があっても想い続ける自分に酔ってるだけね」


「なっ…!?」


「そーゆー人見ると思い知らせたくなるんだよね」


突然、入谷くんの唇が自分の唇に重なる


抵抗する前に唇は離れた


「ゆのねほやあゆな!?」


テンパってなにか言おうとしてもろれつが回らないし!


入谷くんは私の手を優しく握って、にっこり笑う。

< 59 / 61 >

この作品をシェア

pagetop