さよならはまたあとで

今日は久しぶりに律太と葛城と3人でお昼を食べた。

何も変わらない雰囲気に私はほっとする。

その一方で、律太のことが心配になる。



『律太はポーカーフェイスだから。あいつの大丈夫は助けてだからね』



公園での明良の言葉を思い出す。

今こうして笑っているのも何かを隠しているのだろうか。

そうやっていつも無理しているのだろうか。
< 200 / 256 >

この作品をシェア

pagetop