さよならはまたあとで
ありがとう

気がつくと、そこは草原だった。

五月の風に似た柔らかい風が私を包み込む。



もしかして、死んだ!?



冷や汗がじんわりと肌に滲む。


私が死んだら洒落にならないんだけど。


慌てて辺りを見渡す私。
< 240 / 256 >

この作品をシェア

pagetop