キミと再会
兄妹
【那央】
晴真が帰って来た
おみやげに、舞美が作ったアクセ
「那央が、今度ショーで使うの欲しいって
言ったらすぐに作ってくれた」
確かに、こういうの探してるって
イメージを晴真に言っていた
「すげぇ完璧なんだけど…」
「でしょ?俺、イメージ伝えるの上手いの!
絵は、全くダメだけどね!
舞美、元気だったよ!変わってなかった!
正人さんと、仲良くやってたよ!」
「……そっか」
「2人とも、職人の方が
性に合ってるみたいでさ
頑張ってた
正人さんは、ショーの方もやってて
会場見たけど、やっぱり凄いセンスだね」
その日
晴真は、ずっと舞美の話をしてた
舞美がよく笑って
兎に角、幸せそうで
パワフルすぎて、ついていけなかったとか
なぜか…
安心というより
晴真の口から
〝舞美〟
って、名前が出るたびに
会いたくて、寂しくなった
俺は、どこまでも自分勝手だ
舞美の幸せが、喜べない
舞美を幸せにするのは、俺がいい
散々、傷つけて虫が良いのは、承知してる
だけど…
「晴真 俺、舞美が好きだ」
「なら、フラフラしないでくれる?
俺はね…
2度も、那央が好きだからって
フラれて、傷心だから!」
晴真が帰って来た
おみやげに、舞美が作ったアクセ
「那央が、今度ショーで使うの欲しいって
言ったらすぐに作ってくれた」
確かに、こういうの探してるって
イメージを晴真に言っていた
「すげぇ完璧なんだけど…」
「でしょ?俺、イメージ伝えるの上手いの!
絵は、全くダメだけどね!
舞美、元気だったよ!変わってなかった!
正人さんと、仲良くやってたよ!」
「……そっか」
「2人とも、職人の方が
性に合ってるみたいでさ
頑張ってた
正人さんは、ショーの方もやってて
会場見たけど、やっぱり凄いセンスだね」
その日
晴真は、ずっと舞美の話をしてた
舞美がよく笑って
兎に角、幸せそうで
パワフルすぎて、ついていけなかったとか
なぜか…
安心というより
晴真の口から
〝舞美〟
って、名前が出るたびに
会いたくて、寂しくなった
俺は、どこまでも自分勝手だ
舞美の幸せが、喜べない
舞美を幸せにするのは、俺がいい
散々、傷つけて虫が良いのは、承知してる
だけど…
「晴真 俺、舞美が好きだ」
「なら、フラフラしないでくれる?
俺はね…
2度も、那央が好きだからって
フラれて、傷心だから!」