キミと再会
週末




プチ同窓会が

舞美も参加するってことで

クラス全員集合の同窓会になった

場所もかえたり、幹事は大変だったらしい



大祐達は、結婚して
子供連れて来てる



「那央… 少しいい?」



麗に呼ばれて外に



「私… 妊娠してるの」

「っ…そう…なんだ?」

「お願い…認知してくれない?」

「……え?」




なんで? 俺の子じゃないじゃん?






「男らしく責任とれば?」



懐かしい声

俺がずっと聞きたかった声

その声は、低く唸るように

ぶっきらぼうに言った




そして、同じく遅れて来た吉村を見つけ


「先生!コレ、約束の品!」

「おぉ~ありがとうなぁ~」




来月、結婚式を挙げる吉村に
優勝したドレスを渡し


一度も俺と目を合わさず



帰っていった







舞美の誤解を解く為

俺が走れば

もっと舞美の気持ち考えたら










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