キミと再会
【舞美】
平静を装うことに、必死だった
なんでまた…
新入社員が那央なの?
医者は?
那央と離れて2年
やっと、忘れられそうなのに
専門学校って…
は?
私…よほど嫌われているのかな
「マイ!どう思う?」
今、撮りたての写真を見る
「イマイチ」
あれこれ指摘して、改善したけど
「なんか、足りねぇんだよな……」
と、言いながら同期のスタイリスト
伊原 晴真が、私の首から足元を
ツラツラと撫で見した
もう……察しがつく
「ヤダ」
「マイ!お願い!!」
「私物は、許可がいるの知ってるでしょ!」
「お前なら、誤魔化せる!!!」
「友達とお揃いなのに!!!」
「俺の昇進がかかってんだぞ!!」
「知るか!!」
普段、喋らない私がこんなに喋る姿を
皆が驚いているだろう
その中に、那央もいる
とはいえ、苦労を共にした晴真の頼み
スマホを取り出して詩步に掛ける
「もしもし?あのね…
お揃いのアクセなんだけどね
晴真が気に入って、雑誌の撮影で使いたい
って、言うのよ
うん ありがとう!…靴もみたい
うんうん!ありがとう!」
ガバッと私に抱きつくと
「マイ!最高!!!」
平静を装うことに、必死だった
なんでまた…
新入社員が那央なの?
医者は?
那央と離れて2年
やっと、忘れられそうなのに
専門学校って…
は?
私…よほど嫌われているのかな
「マイ!どう思う?」
今、撮りたての写真を見る
「イマイチ」
あれこれ指摘して、改善したけど
「なんか、足りねぇんだよな……」
と、言いながら同期のスタイリスト
伊原 晴真が、私の首から足元を
ツラツラと撫で見した
もう……察しがつく
「ヤダ」
「マイ!お願い!!」
「私物は、許可がいるの知ってるでしょ!」
「お前なら、誤魔化せる!!!」
「友達とお揃いなのに!!!」
「俺の昇進がかかってんだぞ!!」
「知るか!!」
普段、喋らない私がこんなに喋る姿を
皆が驚いているだろう
その中に、那央もいる
とはいえ、苦労を共にした晴真の頼み
スマホを取り出して詩步に掛ける
「もしもし?あのね…
お揃いのアクセなんだけどね
晴真が気に入って、雑誌の撮影で使いたい
って、言うのよ
うん ありがとう!…靴もみたい
うんうん!ありがとう!」
ガバッと私に抱きつくと
「マイ!最高!!!」