キミと再会
【舞美】
「お前のデザインが盗まれたぞ!!」
この仕事をするとき、叔母さんから
『デザイン画の管理は、しっかりと!
先に世に出た物勝ちよ!』
と、言われていたのに…
遊園地を出て、詩步達を送って
助手席に那央を乗せ
会社に向かった
近くのパーキングに車を停めて
社内の晴真のオフィスへ
「松波君も一緒だったんだ?」
とか、冷やかされつつ
雑誌を手渡された
そこには、晴真にイマイチと言われた
いつかのデザイン画と同じ
洋服を今、旬のモデルが着ていた
「先月辞めたデザイナーの飯田が
移った会社から出てる
お前、デザイン画の管理は?」
「コレ、シュレッダーにかけたの
イマイチだったから……
よかった……先生に見せてない奴で」
「は?盗作されたんだぞ!!!」
「いいの!いいの!
はぁ~よかったぁ~」
晴真と那央が、口を開けて
呆れていた
普通なら、悔しいんだろうけど
私は、叔母さんに怒られないなら
それでいい
「お前のデザインが盗まれたぞ!!」
この仕事をするとき、叔母さんから
『デザイン画の管理は、しっかりと!
先に世に出た物勝ちよ!』
と、言われていたのに…
遊園地を出て、詩步達を送って
助手席に那央を乗せ
会社に向かった
近くのパーキングに車を停めて
社内の晴真のオフィスへ
「松波君も一緒だったんだ?」
とか、冷やかされつつ
雑誌を手渡された
そこには、晴真にイマイチと言われた
いつかのデザイン画と同じ
洋服を今、旬のモデルが着ていた
「先月辞めたデザイナーの飯田が
移った会社から出てる
お前、デザイン画の管理は?」
「コレ、シュレッダーにかけたの
イマイチだったから……
よかった……先生に見せてない奴で」
「は?盗作されたんだぞ!!!」
「いいの!いいの!
はぁ~よかったぁ~」
晴真と那央が、口を開けて
呆れていた
普通なら、悔しいんだろうけど
私は、叔母さんに怒られないなら
それでいい