キミと再会
「バレないと思ったの?」
社長室で、目の前には
怒りMAXの叔母さん
雑誌を見て、すぐに私のデザインだと
わかったそうで……
呼び出されてしまった
「シュレッダーにかけたの…
まさか、それが世に出るなんて
何かの間違いかなぁ~なんてね…」
「どうして報告しなかったの?」
「似たデザインを思いついたのかも?
証拠も何もないもん」
「飯田さんにあのデザインは、書けない!
一目見て、あなたのだとわかったわ!
先に、世に出た者勝ちって言ったでしょ?」
「私、あれ気に入らないから捨てたの
全く違う物で、私が世に出たらいんでしょ」
「そうね……
だけど、最近デザイン画を
私に持って来ないじゃないの?」
「……スランプなの」
「でも、盗まれたあれは、なかなかよ」
「イマイチだよ
もっと、可愛い感じで、クールなのが
今年、流行ると思うの!
少し肌を甘めに出して、でも下品にならず
大人っぽさを少し足すの!
真っ白より、ふんわりした色がいいな!
あとねぇ小物が大事よね!」
「マイ!貴方の仕事は、喋る事なの?
さっさと、書いてらっしゃい!!!
そこまで、具体的にイメージがあるなら
明後日までに、5着分!
デザイン画と生地のサンプル
縫製計画書、パタンナーへの指示書
完璧に仕上げて来なさい!
飯田さんをぎゃふんと言わせるわよ!」
明後日まで……5着???
「そんなぁ…」
私が、ぎゃふんだよ…
社長室で、目の前には
怒りMAXの叔母さん
雑誌を見て、すぐに私のデザインだと
わかったそうで……
呼び出されてしまった
「シュレッダーにかけたの…
まさか、それが世に出るなんて
何かの間違いかなぁ~なんてね…」
「どうして報告しなかったの?」
「似たデザインを思いついたのかも?
証拠も何もないもん」
「飯田さんにあのデザインは、書けない!
一目見て、あなたのだとわかったわ!
先に、世に出た者勝ちって言ったでしょ?」
「私、あれ気に入らないから捨てたの
全く違う物で、私が世に出たらいんでしょ」
「そうね……
だけど、最近デザイン画を
私に持って来ないじゃないの?」
「……スランプなの」
「でも、盗まれたあれは、なかなかよ」
「イマイチだよ
もっと、可愛い感じで、クールなのが
今年、流行ると思うの!
少し肌を甘めに出して、でも下品にならず
大人っぽさを少し足すの!
真っ白より、ふんわりした色がいいな!
あとねぇ小物が大事よね!」
「マイ!貴方の仕事は、喋る事なの?
さっさと、書いてらっしゃい!!!
そこまで、具体的にイメージがあるなら
明後日までに、5着分!
デザイン画と生地のサンプル
縫製計画書、パタンナーへの指示書
完璧に仕上げて来なさい!
飯田さんをぎゃふんと言わせるわよ!」
明後日まで……5着???
「そんなぁ…」
私が、ぎゃふんだよ…