キミと再会
【舞美】



お酒の力を借りて、那央に抱かれた

ってゆーか、記憶ありすぎて恥ずかしい


しかも、強引に一緒にシャワーして
目の前で、私のバスローブ着て
私の作った朝食を食べてる


やばい…


こんな幸せいっぱいになると
絶対、やばい…


朝食が終わる頃、那央の服達が洗濯乾燥
終わった


汗かきで、いつも予備を持ってるらしい


女の子のところから、朝帰り用では?


と、睨んだら


「ほっぺにマヨついてる」


といって、口元ペロンとさらわれる



一生分の幸せが今、ここにある


もう、2度と那央がこの部屋に来ることも
ないだろう



新しい歯ブラシを出してあげた

使い終わったら
私の歯ブラシの隣に立てた


ちょっとした感動…



てっきり捨てると思ったから…






先に行くと言うから、玄関でお見送り

チュッ


「いってきます!」

「////いってらでしゃい…」



新婚さんみたい///////







食器を片づけて、私も出社!

叔母さんに約束の5着分の書類を提出

「やれば出来るわね!」

気に入って貰えたので、3人に手伝って
もらったことを言うと


「でしょうね」


最後まで、3人とやり遂げたかったのに
別のチームにさせると言われた


嫌な予感…



「スタイリスト課から、外れて貰うわ!
デザイナー部門からも!
しばらく、会長の秘書をして頂戴
イベント企画部の相沢君が
オールFLOWERのイベント成功したら
貴方と婚約させる
それまで、男の中でふらふらしないでね」



会長は、叔母さんの旦那様

私の叔父さん



2人が、相沢さんのこと気に入っているのは
知っていたけど

まさか、婚約だなんて…







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