JEWEL~4人の暗殺者に囲まれて~
怖いくらいの笑みで晃斗の横腹に蹴りを入れる翔
このくらいって、晃斗うずくまって動いてないけど‥
戦闘担当じゃなかったの‥
「乙女っ翔はね晃斗に怒るとめっちゃ厳しいから気をつけて!」
私の耳元でこそっと教えてくれる真也
な、なるほど‥
これからは翔に晃斗さんのこと
言わないよう気をつけよう‥
「さぁーさぁ皆まだ朝の四時だよ、ここで酔いつぶれちゃってたみたいだけど、せっかく目覚めたから部屋戻ろうか」
「あ、ごめんなさい」
私が大声だしたから、皆起こしちゃったんだ‥
しゅんと肩を落とすと