彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「頼む!あんたを男の中の漢と見込んでお願いします!あたしを手下として、こき使ってくれ!そして、あんたの元で硬派を学ばせてくれ!!」

「やめてください!君の方が硬派らしいですよ!?」

「そう言わずに!どうかあたしの命、好きに使ってくれ!」

「もっとやめてください!!」

「わはははは!よかったなぁ~凛助!」

「その声は百鬼さん!?」

「好きに使ってくれなんざ、良いことじゃねぇかぁ~!?エロいことできる相手が増えたな!!わははははは!!」

「するわけないでしょ、馬鹿ぁぁぁ!?お気持ちだけでいいですよ、はすみさん!『弁才天』の13代目にそのようなことをさせる気はありません!」


「待ってください、凛道さん!」

「え、今度は誰?」

「あたいっす!」

「まゆこ!?」





挙手しながら言ったのは、私のバイクを壊したヤンキーガール。





「あたいも、はすみさんと同じ気持ちです!あたいも舎弟にしても下さい!」

「なに言いだすんですか!?」

「本気か、まゆこ!?」

「凛道さんの硬派に惚れました!お願いします!」

「まゆこ!お前も凛道さんの硬派がわかるのか!?」

「はい、はすみ総長!あたいもはすみ総長と一緒に、龍星軍について行きます!」

「馬鹿が!けど・・・そう思うのも当然だよな?」

「何が当然ですか、はすみさん!?」

「わかった!ついてこい、まゆこ!一緒に凛道さんに仕えようぜ!」

「あ、ありがとうございます、はすみ総長!」

「って、勝手に決めないでください!君もお礼を言わないで!僕はそんなことを~」

「だったら、私も!凛道総長の漢気に惚れました!

「あたしも!お供させて下さい!」

「私も!」

「ちょっとぉー!?」



〔★話がさらに大きくなった★〕


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