彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)
よしよし♪をされ、それで良い気持になっていれば、後ろから声がかかる。
「瑞希~凛たんへのご褒美は後にしろ~?」
そう言って、くわえていたたばこを灰皿に入れたのが宗方烈司(むなかたれいじ)さん。
瑞希お兄ちゃんの一番の親友で、初代龍星軍親衛隊長で、とてもハンサムな男前です。
単車の技術では、初代龍星軍の中で一番。
霊視や透視と言った不思議な力を持っていて、現在は占い師さんをしてます。
「もっと言ってよ、れーちゃん!あたしだって、凛ちゃんに触りたいのに我慢してるのよ!?食器の汚れは早く落さないと、落ちにくくなるからしてあげてるのにぃ~!」
そう言って、頬をふくらました後で、投げキッスするのが朝霧モニカ(あさぎりもにか)さん。
瑞希お兄ちゃんの親友にして、初代龍星軍遊撃隊長。
かなりのイケメンですが、オネェの人です。
本名の『勘兵衛(かんべえ)』で呼ぶと、男らしくキレます。
現在はファッション関係の仕事をしてるそうです。
「そういうことは、閉店作業が終わってからにしろ。なによりも、今も働いてやってる俺達に対して失礼もある。」
そう言ってテーブルを拭いているのが獅子島伊織(ししじまいおり)さん。
瑞希お兄ちゃんの親友で、龍星軍初代副総長の眼鏡の合う美男子です。
すごく頭が良いことはわかってるのですが・・・謎が多いです。
現在、何をしているかも、怖くて聞いてませんが・・・怒らせなくても怖い人です。
「わはははは!そういや、瑞希!凛助をまつりの会場に連れてったんだってなぁー!?ジジイが言ってたぞ!」
そう言って、保管室から持ってきたコーヒー豆袋を指先で回しているのが百鬼皇助(ももきおうすけ)さん。
瑞希お兄ちゃんの親友で、初代龍星軍特攻隊長で、ワイルド系のカッコいい男です。
2メートル越えの身長とマッチョな体と馬鹿力に加え、常識外れの喧嘩好きな野獣で、最近合コンあらしの女好きだと知りました。
現在は、整備工とかをしています。
まだまだ、知らないことが多い初代メンバーの皆さんです。