お金か愛か~16歳男子の決断~
「あはっ!気持ちだけもらっとくわ♪ありがと!あと俺の手料理、何食べたいか考えといてや?」


歩莉は俺の大好きな笑顔で「うん♪」と言った。


俺は都希に「ありがとな!」という意味を込めて視線を送った。


すると、右手の親指をたてて自分の顔を指した。


みなさん…都希が言いたいことわかります?


俺は…わかってしまった。


都希は俺が歩莉を呼ぶ時には自分も呼べって言ってるんや。


助けたんやし協力せんかい!って感じ。


面倒くさいけど…仕方ないやんな…。


「…わかったよ。」


渋々了解した。


「やりぃ♪」


…とうれしそうな顔で言う都希。


それから約1ヶ月後、食事会?がやってきた。




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