お金か愛か~16歳男子の決断~
「智柚…なんでここにおんねん…。」
「そりゃあ進路志望調査書のために!」
智柚が調査書を指差して言う。
「何?智柚はもう決めてんの?」
俺がそう聞くと、智柚はうなずいた。
もう決めてんのか…。
意外…やけど、家のこと考えてるんやろか?
「どこどこ!?」
都希が食いつく。
「椿学園っ!!」
…は?
俺は耳を疑った。
「もっかい言うて?」
「やから、椿学園!!」
はぁ!?
「何言うてんねん!!椿通う金なんてないで!?」
椿学園はさっきの金持ち学校。
まさか智柚がそう言うとは…。
「わかってるわ!!やから椿なん!!」
…はい?
やから椿?
智柚の言うことが理解できひん。
「そりゃあ進路志望調査書のために!」
智柚が調査書を指差して言う。
「何?智柚はもう決めてんの?」
俺がそう聞くと、智柚はうなずいた。
もう決めてんのか…。
意外…やけど、家のこと考えてるんやろか?
「どこどこ!?」
都希が食いつく。
「椿学園っ!!」
…は?
俺は耳を疑った。
「もっかい言うて?」
「やから、椿学園!!」
はぁ!?
「何言うてんねん!!椿通う金なんてないで!?」
椿学園はさっきの金持ち学校。
まさか智柚がそう言うとは…。
「わかってるわ!!やから椿なん!!」
…はい?
やから椿?
智柚の言うことが理解できひん。