お金か愛か~16歳男子の決断~
☆過去
*過去*
約1年半前にさかのぼる…。
中2の2学期が始まった。
「惟智、またあとでなぁ!」
「おう。」
教室の前まで隣のクラスの智柚と毎朝一緒なのは小学生の時から変わらん。
「惟智!聞いて聞いて!」
俺より先に来ている都希が明るく俺の前に現れる。
「おはよ、都希!どうしたん?」
「実はさ…!」
都希の話に寄ると、俺らのクラスに転校生が来るらしい。
しかも転校生はかなりかわいい女子…なんやって。
俺にとってはどうでもいいことやったりする。
「俺タイプやったら狙おっかな~♪」
俺の隣の席の島田が言った。
狙うってな…。
「島田、ほんまに!?まぁ俺は智柚一筋やから関係ないけどな!」
…なら、なんであんなに転校生にテンションあがっててん!
心の中でつっこむ。
キーンコーンカーンコーン━
チャイムが鳴り、都希は席に戻った。
「我がクラスに転校生が来た。みんな、紹介すんぞ~。入ってきてくれ!」
担任の声かけで入ってきた子は…おとなしそうなロングヘアーの女の子。
顔立ちは…みんなの反応によると、いいみたいや。
約1年半前にさかのぼる…。
中2の2学期が始まった。
「惟智、またあとでなぁ!」
「おう。」
教室の前まで隣のクラスの智柚と毎朝一緒なのは小学生の時から変わらん。
「惟智!聞いて聞いて!」
俺より先に来ている都希が明るく俺の前に現れる。
「おはよ、都希!どうしたん?」
「実はさ…!」
都希の話に寄ると、俺らのクラスに転校生が来るらしい。
しかも転校生はかなりかわいい女子…なんやって。
俺にとってはどうでもいいことやったりする。
「俺タイプやったら狙おっかな~♪」
俺の隣の席の島田が言った。
狙うってな…。
「島田、ほんまに!?まぁ俺は智柚一筋やから関係ないけどな!」
…なら、なんであんなに転校生にテンションあがっててん!
心の中でつっこむ。
キーンコーンカーンコーン━
チャイムが鳴り、都希は席に戻った。
「我がクラスに転校生が来た。みんな、紹介すんぞ~。入ってきてくれ!」
担任の声かけで入ってきた子は…おとなしそうなロングヘアーの女の子。
顔立ちは…みんなの反応によると、いいみたいや。