漫画のようで 本当の恋
第1章
ピンポーン♪
「おはよー」
家まで迎えに来たのは、幼なじみの一之瀬たけみだ。
「おはよう!」
そう返したのは 私、櫻澤かなだ。
ちなみに私は たけみのことが好きだ。
⦅たけみは私の事、どんな風に見てるのかな?⦆
*+.-³·´。º゜∴*∽♪∵Ψ♯*′″¨。º°*+.-,
私がたけみを好きと気づいた理由、
それは 3年前の事だった。
私が落ち込んで泣いている時、 誰よりも早く見つけてくれた。
「ほら、行くぞ!」
そういって私の腕を掴み、家まで送ってくれた。
その時、好きという事に気づいたのだ。
ーそれからずっと長い長い片想い中だー
どうすれば気づいてくれるのか
考え中だった。