O.N.P. 〜END for NEXTAGE〜
その後、ゼリーをありがたく頂いてすぐにお風呂に入りに行き、そのまま爆睡してしまった。
とても早い時間に寝始めたため、起床時刻はとても早かった。
「ん……ふわぁ〜……」
時計を見ると4:02の文字が。
まだ4時か……
でも外は明るい。
私は廊下に出て、休憩スペースみたいなところの窓を開けてベランダに出た。
朝日が少し顔を出している。
冷たい空気が顔に当たって首筋へ流れる。
すぅっと空気を大きく吸い込み、ふぅっと大きく吐いた。
「いよいよ、か……」
「みぅちゃんおはよっ」
いきなりだったので少しびくっときたが、後ろにはのんちゃんがいた。
「やっぱりここに来たんだね。」
「戦う前に心を落ち着かせたくてね。」
青白い景色の中、私たちは深呼吸をする。
息を吸って吐く音がやけに大きく聞こえる。
冷たい空気が肺を刺激してくる。