甘い甘い恋をしよう
「ん・・・」


と女の子が起きた


「誰・・・?」


大きい目に長い睫毛、女の私から見ても可愛いな・・・


「1年の佐藤真奈。それより焦げた匂いするけど大丈夫・・・?」


「え?でもまだ焼ける時間じゃないのに・・・」


たくさん並んだオーブンの1つをのぞき込む


「あぁー!!・・・焦げてる・・・」


と悲しそうにスポンジを取り出している


「・・・でもあんまり焦げてないし大丈夫じゃない?」


「ダメなの!焦げた匂いがしたらせっかく作ったイチゴのソースが台無しになる!」


と口をぷくーっと膨らませる


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