下村係長と同期の榎本くんの、シェア彼女…!?
「あの…っ!下村係長、これは…!」
「まさか阿藤から告られるなんてな。2年半ぶり」
「2年半…?」
「外回り、1年でクビだっただろ?時々見かけては、あぁ、コイツまたドジやってんな、って思ってたけど、2年半ぶりに会った。オカズ、ゲット」
「お、おかず…?」
「身も心も捧げる、って、そーゆーコトだろ?お前ん家、行くぞ」
「はいっ!?」
「確か月島だったな。めんどくせぇし、早く食いたいからタクシー乗ろう」
「で、でもっ!」
下村係長は路駐していたタクシーにわたしを引っ張り、住所を言うよう促す。
どうも説明にはじっくり時間と場所が必要だと思い、わたしは家でちゃんと話をしようと思って運転手さんに住所を告げると、すぐに車は走り出した。
タクシーの中は外と違いクーラーで心地良い温度なんだけど、繋がれたままの手のせいかやけに暑く感じる。
「あの…。手…」
「あぁ、さっきから気になってた。ソレ、何?」
「じゃなくて…!あ、これは水ようかんです…」
「ふーん」
「まさか阿藤から告られるなんてな。2年半ぶり」
「2年半…?」
「外回り、1年でクビだっただろ?時々見かけては、あぁ、コイツまたドジやってんな、って思ってたけど、2年半ぶりに会った。オカズ、ゲット」
「お、おかず…?」
「身も心も捧げる、って、そーゆーコトだろ?お前ん家、行くぞ」
「はいっ!?」
「確か月島だったな。めんどくせぇし、早く食いたいからタクシー乗ろう」
「で、でもっ!」
下村係長は路駐していたタクシーにわたしを引っ張り、住所を言うよう促す。
どうも説明にはじっくり時間と場所が必要だと思い、わたしは家でちゃんと話をしようと思って運転手さんに住所を告げると、すぐに車は走り出した。
タクシーの中は外と違いクーラーで心地良い温度なんだけど、繋がれたままの手のせいかやけに暑く感じる。
「あの…。手…」
「あぁ、さっきから気になってた。ソレ、何?」
「じゃなくて…!あ、これは水ようかんです…」
「ふーん」