下村係長と同期の榎本くんの、シェア彼女…!?
「大丈夫?」
「うん…。アリガト」
わたしを隠してくれた上着に袖を通した榎本くんは、
「季節柄、水ようかんかな」
なんて何もなかったみたいに半歩前を歩いてくれる。
そのいたわりや優しさがわたしにとっては王子さまで。
榎本くんにとってわたしなんてヨチヨチしてるただの同期なんだろうけど、わたしにとっては…いつでも救世主であり恋する人。
毎日、
「今日のミスは?」
って、それとなくな気遣いをしてくれたり。
ミスなく無事に終えられた日は、
「頑張ったね?」
って、ご褒美に笑顔をくれる。
そんな榎本くんがわたしは大好きで。
告げられも報われもしない恋をしながら、でもだから失敗ばかりの毎日をなんとかやり過ごせるんだ。
「うん…。アリガト」
わたしを隠してくれた上着に袖を通した榎本くんは、
「季節柄、水ようかんかな」
なんて何もなかったみたいに半歩前を歩いてくれる。
そのいたわりや優しさがわたしにとっては王子さまで。
榎本くんにとってわたしなんてヨチヨチしてるただの同期なんだろうけど、わたしにとっては…いつでも救世主であり恋する人。
毎日、
「今日のミスは?」
って、それとなくな気遣いをしてくれたり。
ミスなく無事に終えられた日は、
「頑張ったね?」
って、ご褒美に笑顔をくれる。
そんな榎本くんがわたしは大好きで。
告げられも報われもしない恋をしながら、でもだから失敗ばかりの毎日をなんとかやり過ごせるんだ。