下村係長と同期の榎本くんの、シェア彼女…!?
「身も心も捧げる、って、マジ?」
「あっ!いえっ!あの、コレは…ッ」
「ありがたくもらうな」
片手に水ようかんの箱、片手に下村係長の手。
その両手はふさがったまま、係長はどんどん先へ進む。
「あのっ…!下村係長っ」
わたしが止まろうとしてもどんどん引っ張られる右手。
てゆーか、榎本くん、どこッ!?
見渡しても帰宅ラッシュのオフィス街、わたしより背の高いお姉さま達やスーツ姿の中に榎本くんは見つけられない。
わたしはパニくる頭を整理できずに、ただ下村係長の後を追う。
えっと、えっと!
わたしは榎本くんに告白したはず…で。
だけどなぜか目の前にいたのは下村係長、で。
で…手を握る相手を間違ったってこと!?
あり得ないッ!!
人生最大のミスッ!!
「あっ!いえっ!あの、コレは…ッ」
「ありがたくもらうな」
片手に水ようかんの箱、片手に下村係長の手。
その両手はふさがったまま、係長はどんどん先へ進む。
「あのっ…!下村係長っ」
わたしが止まろうとしてもどんどん引っ張られる右手。
てゆーか、榎本くん、どこッ!?
見渡しても帰宅ラッシュのオフィス街、わたしより背の高いお姉さま達やスーツ姿の中に榎本くんは見つけられない。
わたしはパニくる頭を整理できずに、ただ下村係長の後を追う。
えっと、えっと!
わたしは榎本くんに告白したはず…で。
だけどなぜか目の前にいたのは下村係長、で。
で…手を握る相手を間違ったってこと!?
あり得ないッ!!
人生最大のミスッ!!