君達と、出会えて。
『羽音。』
『なぁに?』
『戻ってこないか?』
『、、、』
『お前は、月光来の姫だろ?』
湊叶は、月光来の総長。
そして、私は、、、姫だった。
あの女が来るまでは。
『戻らない。』
『っつ。アイツはもういねぇ。』
『湊叶、、、ごめんね。』
『なぁ。俺らが悪かったんだ。』
違うよ。私が弱いだけ。
もう、人となんか関わりたくないの。
ましてや、暴走族になんて。
『湊叶、離して?』
『いやだ。』
『、、、。とりあえず考えさせて?』
『、、、。』
『必ず連絡するから。』
『あぁ。』
『それじゃあまたね?』
私は、また歩きだした。
☆end☆