君達と、出会えて。

『あ、、、の、、、。花宮 羽音です。
え、、、っと。中学2年生です。
よ、、、ろしくおねがいします。』

言えた。
羽音は、この環境は大丈夫なのかも知れない。

『羽音。頑張ったな。おいで。』

そう伝えると大人しく羽音は
俺の膝の上に座り
ウトウトしだした。

『羽音?眠いのか?』

『う、ん。』

初めてだ。いくら、俺と来季が居たからと
言って初めての場所で眠くなるなんて。
来季もびっくりしながら羽音を
見ている。

『寝ていいぞ。帰るとき起こすから。』

そう言うと、羽音は皆に声をかけた。

『あの、いきなりごめんなさい。
何故かとても、眠くて。』

『気にすんな!』

そう皆が声をかけると

『ありがとうございます。
おやすみなさい』と微笑み
眠りについた。
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