君達と、出会えて。
☆流輝☆
まさか、羽音が月姫だったなんて
思っても居なかった。
『姫木苺は、月光来を裏切り俺らの所に来た。』
そう羽音に伝えると
目を見開いて驚いていた。
『その頃は、月光来と白夜は敵対していた。
だが、俺らの方が強かったんだ。
するとアイツは、白夜を裏切りこちらへ来た。
初めは誰1人、疑わなかったが
ある日、月光来が攻めてきて
アイツは、ボロをだした。
俺らを信頼していた訳じゃなく
白夜と言うブランドにしか興味が
無いことを言い出したんだ。
俺らは、そこから女が嫌いになった。
そして、1年前、白夜と月光来は
同盟を結んだ。』
『そっか。』
羽音は切なそうに笑った。
『じゃあ、湊叶を知っているのね』