君達と、出会えて。

バンっ。

『羽音!!』

『はーちゃん!!』

『羽音ちゃん!!』

『羽音。』

『羽音?』

皆が慌てて入ってきた。
私はビックリして近くに居た
剛の後ろへ隠れた。


『おい。剛。』

『いや。あの。誤解しないでください。』

『羽音。』

怖い。やっぱり怖い。

『羽音。皆こぇから出てきて?』

剛くんに言われしょぼしょぼ出た。
彼らを見れない。

『はーちゃん』

懐かしいな。
由紀ちゃん。

名前を呼ばれても俯いたままの私に
流輝が声をかけた。
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