君達と、出会えて。
『おい。』
『、、、』
『お前、無視してんなよ』
何?この人もしつこいんだけど。
今日は、とことんついてない。
とりあえず、私は触られたくなくて
口を開いた。
『触らないで。』
『あ”?』
『私に、気安く触らないで。』
『なんだよそれ。』
彼は納得はしてくれてはいないが
肩から手を離してくれた。
そもそも、この人は本当に
誰なんだろうか。
『助けて貰った事は感謝してます。』
『あ、あぁ。』
『それでは、私は帰るので』
『待てよ。』
『さようなら。』
それだけを告げてその場を
後にしたのだ。