死神さん
三篇
彼女の話によると死神界の中でも選りすぐりの手練達が異端審問会というものに属してらしい・・・
非常に重要な役職らしく、肩書きだけでも実績だけ積んでいてもなかなかだめなのだとか
・・・凄いな死神界!!夢が全くない(笑)、これじゃ人間とあんまり変わらないぞ
つまりのところこれからくる奴らは勝負の時に勝ち続けた者たち
まさかこんな所で変なヘマはしないだろう
「なぁなんか弱点とかないのかよ」
「えっどう言う意味??」
「幽霊だったら塩とか吸血鬼だったら十字架とあるじゃん」
「??・・・そんな不完全な怪物と比べてはいけないわ・・・だって私たちは神なのよ」
「・・・そうなのか?、ちがうのか」
・・・いまいち納得出来ない
でも彼女に当てたクレストヘルムは見事命中??(まあいいじゃないか)した
それはつまり普通の攻撃でも死神にダメージ与えられるということだ
まだ可能性は完全に潰された訳ではない
そうだありったけの家中の凶器を集めよう
母さんの使う刺身包丁・・・
父さんのゴルフクラブ・・・
使えるものは何でも使ってやる
えーと他には・・・んっまてよ
「おい!!・・・持ってものを全部だせ!!」
「??」
「なんか危ないもんいっぱい持ってたよな」
「えっちょっとあれはダメよ・・・あとで散らかっちゃう」
・・・おらおらこんな時にふざけんじゃねぇ
「何言ってんだ??そういう事態じゃないだろう??」
「やめてよ!!勝手に荒らさないで!!」
「いいからだせやぁぁぁ」
「イヤァア アア」
彼女は断固として拒んだ・・・
理由は話せぬとのこと
だが事態は深刻である一刻を争っている
彼女と家の物色をしている合間に
俺は彼女に
「あっ机の上の引き出しの中にダンベルがはいってるからだしといて」
こうお願いした
・・・投げてダメージを与えたら意外と大きいのではないのかと
「ふーんそう・・・でどこ?3番目??・・・えーとここ?? 」
・・・彼女はこちらに背を向け探してくれた、今の彼女はだいぶ素直であり、従順である、
もちろん両手はフリーである
さり気なく彼女の鞄を取る
「んーまあそこらへん」
「ざっくりね」
「あーごめん俺トイレいってくる・・・さがしといて」
俺は扉を開け、廊下に立つ
「まあこっちが目的だけど・・・」
彼女の手荷物は異次元に繋がっていた
まあある程度は予測していた
どうせドラ〇もんみたいな感じじゃないのかと
目を凝らしてみると何かがぼんやりみえた・・・これは!!
1ルームの中にリビング!ダイニング!キッチン!・・・1LDK!!
ふむどうやら自宅と繋がっているらしい
なるほどこれであんな重装備になれたのか
手を突っ込んでみる・・・
鞄の大きさ的にのぞきながら出来ないので完璧な手探り状態だ
結果色んなものが出てきた・・・
鎧一式まるまる(クレストヘルム含む)
西洋の刀剣
ハンドナイフ
・・・スゲーやっぱ死神ってすげぇな
こんなのもってんの??
部屋にこんなもんつめこむかぁ??
メリケンサック
ヌンチャク
錆びた指輪
表紙がとれたマンガ
??・・・あら
干からびたティッシュ
食いかけのパン
ポ〇トチップスの殻
いやこんな生々しいのはいらないんだけど
罪悪感がわいちゃうんだけど
てか死神でもポ〇チ食ってんの??
相当人間界の色に染まってるぞ
こんなんじゃなくて俺が欲しいのは・・・
なにか柔らかい感触があった
ん・・・
なんだこれは??目的のものとはだいぶ違う
でも何故か引き寄せられる感触だ・・・
中からゆっくり取り出してみる
・・・・・・・・・これは!!??
それは男のロマンだった
女性用の下着だったからだ
そうパンティ・・・
色は白色・・・美しい
ふわっとしていて手によくなじむ
何故かずっしりとおもい・・・
でもずっと持っていたい感触だ
下着には特別な柔らかさがある
はっ!!いかんいかんこれではそっち系の人ではないか
俺は普通の高校生なんだ
ふんふん・・・ふんふん・・・
ん??でもこのパンツなかなか香しい香りがするぞ
もしかしたらもしかすると??このパンツ!!洗ってな・・・
「ブワッッッ」
すきま風吹いた
誰がドアを開けたらしい
「い!!!!!!・・・ちょっと!!ちょっと!!止めてよ!!勝手になかいじらないで」
顔を真っ赤にして叫ぶ彼女・・・
さっき取り出した掘り出し物を見てこう言い放った
「このド変態」
・・・いわれちゃった
・・・うん、ごめんなさい
「あっいやちがうんだ俺の探してたものはこれじゃなくて」
・・・パンツを握りしめたまま喋る俺、もう片方の腕はまだ鞄を探っている
・・・だめだ説得力がねぇ
その時だった
ついに片腕に待ち望んでいた感触が走った
これだ!!
ゴツゴツとした触覚
よく手になじむ材質
ずっしりとおもい・・・
そう!!これこそが男のロマン!!
・・・でてきたのはハンドガンだった
うんうん重い重い
「これは強力な武器になるはずだ!!」
「悪かった・・・でも許してこれがどうしても手に入れたかったんだ!!」必死に嘆願する
「へー、そうですか。それでそれが欲しかったの??」
ムスッとした反応を見せる彼女、どうにも納得出来ないらしい
「あぁ!!日本じゃ手に入れられないだろう??」
「そうなの??知らなかった。でもそんなに痛くないわよ」
「は?・・・何言ってんだ拳銃だぞ、殺傷能力ならこの中で一番・・・」
「いやいやそれモデルガンだし」
「・・・えっ??」
・・・彼女はよく自室で壁に課長の写真を貼り付け、持ち前の愛銃で顔をぼこぼこにするのが趣味なのだとか
するとちょっぴりすっきりするらしい
おいっ・・・マジか
非常に重要な役職らしく、肩書きだけでも実績だけ積んでいてもなかなかだめなのだとか
・・・凄いな死神界!!夢が全くない(笑)、これじゃ人間とあんまり変わらないぞ
つまりのところこれからくる奴らは勝負の時に勝ち続けた者たち
まさかこんな所で変なヘマはしないだろう
「なぁなんか弱点とかないのかよ」
「えっどう言う意味??」
「幽霊だったら塩とか吸血鬼だったら十字架とあるじゃん」
「??・・・そんな不完全な怪物と比べてはいけないわ・・・だって私たちは神なのよ」
「・・・そうなのか?、ちがうのか」
・・・いまいち納得出来ない
でも彼女に当てたクレストヘルムは見事命中??(まあいいじゃないか)した
それはつまり普通の攻撃でも死神にダメージ与えられるということだ
まだ可能性は完全に潰された訳ではない
そうだありったけの家中の凶器を集めよう
母さんの使う刺身包丁・・・
父さんのゴルフクラブ・・・
使えるものは何でも使ってやる
えーと他には・・・んっまてよ
「おい!!・・・持ってものを全部だせ!!」
「??」
「なんか危ないもんいっぱい持ってたよな」
「えっちょっとあれはダメよ・・・あとで散らかっちゃう」
・・・おらおらこんな時にふざけんじゃねぇ
「何言ってんだ??そういう事態じゃないだろう??」
「やめてよ!!勝手に荒らさないで!!」
「いいからだせやぁぁぁ」
「イヤァア アア」
彼女は断固として拒んだ・・・
理由は話せぬとのこと
だが事態は深刻である一刻を争っている
彼女と家の物色をしている合間に
俺は彼女に
「あっ机の上の引き出しの中にダンベルがはいってるからだしといて」
こうお願いした
・・・投げてダメージを与えたら意外と大きいのではないのかと
「ふーんそう・・・でどこ?3番目??・・・えーとここ?? 」
・・・彼女はこちらに背を向け探してくれた、今の彼女はだいぶ素直であり、従順である、
もちろん両手はフリーである
さり気なく彼女の鞄を取る
「んーまあそこらへん」
「ざっくりね」
「あーごめん俺トイレいってくる・・・さがしといて」
俺は扉を開け、廊下に立つ
「まあこっちが目的だけど・・・」
彼女の手荷物は異次元に繋がっていた
まあある程度は予測していた
どうせドラ〇もんみたいな感じじゃないのかと
目を凝らしてみると何かがぼんやりみえた・・・これは!!
1ルームの中にリビング!ダイニング!キッチン!・・・1LDK!!
ふむどうやら自宅と繋がっているらしい
なるほどこれであんな重装備になれたのか
手を突っ込んでみる・・・
鞄の大きさ的にのぞきながら出来ないので完璧な手探り状態だ
結果色んなものが出てきた・・・
鎧一式まるまる(クレストヘルム含む)
西洋の刀剣
ハンドナイフ
・・・スゲーやっぱ死神ってすげぇな
こんなのもってんの??
部屋にこんなもんつめこむかぁ??
メリケンサック
ヌンチャク
錆びた指輪
表紙がとれたマンガ
??・・・あら
干からびたティッシュ
食いかけのパン
ポ〇トチップスの殻
いやこんな生々しいのはいらないんだけど
罪悪感がわいちゃうんだけど
てか死神でもポ〇チ食ってんの??
相当人間界の色に染まってるぞ
こんなんじゃなくて俺が欲しいのは・・・
なにか柔らかい感触があった
ん・・・
なんだこれは??目的のものとはだいぶ違う
でも何故か引き寄せられる感触だ・・・
中からゆっくり取り出してみる
・・・・・・・・・これは!!??
それは男のロマンだった
女性用の下着だったからだ
そうパンティ・・・
色は白色・・・美しい
ふわっとしていて手によくなじむ
何故かずっしりとおもい・・・
でもずっと持っていたい感触だ
下着には特別な柔らかさがある
はっ!!いかんいかんこれではそっち系の人ではないか
俺は普通の高校生なんだ
ふんふん・・・ふんふん・・・
ん??でもこのパンツなかなか香しい香りがするぞ
もしかしたらもしかすると??このパンツ!!洗ってな・・・
「ブワッッッ」
すきま風吹いた
誰がドアを開けたらしい
「い!!!!!!・・・ちょっと!!ちょっと!!止めてよ!!勝手になかいじらないで」
顔を真っ赤にして叫ぶ彼女・・・
さっき取り出した掘り出し物を見てこう言い放った
「このド変態」
・・・いわれちゃった
・・・うん、ごめんなさい
「あっいやちがうんだ俺の探してたものはこれじゃなくて」
・・・パンツを握りしめたまま喋る俺、もう片方の腕はまだ鞄を探っている
・・・だめだ説得力がねぇ
その時だった
ついに片腕に待ち望んでいた感触が走った
これだ!!
ゴツゴツとした触覚
よく手になじむ材質
ずっしりとおもい・・・
そう!!これこそが男のロマン!!
・・・でてきたのはハンドガンだった
うんうん重い重い
「これは強力な武器になるはずだ!!」
「悪かった・・・でも許してこれがどうしても手に入れたかったんだ!!」必死に嘆願する
「へー、そうですか。それでそれが欲しかったの??」
ムスッとした反応を見せる彼女、どうにも納得出来ないらしい
「あぁ!!日本じゃ手に入れられないだろう??」
「そうなの??知らなかった。でもそんなに痛くないわよ」
「は?・・・何言ってんだ拳銃だぞ、殺傷能力ならこの中で一番・・・」
「いやいやそれモデルガンだし」
「・・・えっ??」
・・・彼女はよく自室で壁に課長の写真を貼り付け、持ち前の愛銃で顔をぼこぼこにするのが趣味なのだとか
するとちょっぴりすっきりするらしい
おいっ・・・マジか