死神さん
父さん母さん先立つ不幸をご許しください
私は素行の悪い死神に捕まり、今まさに魂を刈り取られようとしてます
・・・激痛が走った
いたい!!いったい!・・・そうか!これが魂を刈り取られる痛み、あの野郎何が痛くないだ・・・死ぬほどいたいぞ!!
クソッでも一瞬だ少し我慢すれば・・・
「ガリガリ・・・ガリガリ」
・・・いってぇーーーいたい、いたい、とんでもなくいたい
「ガリガリガリガリガリガリ」
・・・なんかもうノコギリのような音がしはじめた。もう頼むから早くしてくれ!!
「・・・・・・・・・・・・あれウソ?切れない」
・・・動揺した声が聞こえた
・・・・・・えっ?マジで??
目を開けるとおれの魂?的なものを鎌で切ろうとする死神・・・それはもうすごい形相だった!
もうフルアーマーはやめたのか鎌はひとつしか持ってなく・・・鎧はあちこちに脱ぎ捨ててあった
そしておれの足下にはクレストヘルムが転がっていた・・・
なんか凄い光景だな・・・
「トゥルルルルルルルルッ」
電話の音がした・・・
家の電話だろうかそれとも俺の携帯電話かも知れないし、どっちだろうできればでて助けを呼びたい
「ひっ!!」
なぜか死神はその音を聞くとかなりビビりまくった
「課長からだ・・・」
・・・おまえのか!!
「どうしようでたくない・・・」
・・・そわそわする死神
チャンスだ・・・
動揺したのか彼女は一瞬警戒を解いた
俺はこの瞬間を見逃すわけにはいかない
膝で埋まっていた足を引き抜き、近くのクレストヘルムをひろった
その時、彼女は俺の存在に気づき鎌を振る態勢に入った、だが俺はその瞬間を待っていた。
クレストヘルムを上に投げ、思いっきり彼女に向けて蹴飛ばした
「トゥゥウウウウーーーーーーーー」
おそらく彼女は身を守るために前面に手を出すだろう。だが彼女は鎌を手に持っている!!
きっとクレストヘルムは彼女の手首に命中し、彼女は思わず鎌を落としてしまうだろう・・・フッ完璧だ、失敗するはずがない
・・・だが彼女のとる行動は予想外だった
彼女はとんでくるクレストヘルムをふっと避けた。それは美しくそして一瞬だった
・・・・・・あぁーーーーうんまあねそうだよね
俺の蹴ったクレストヘルムはそのまま飛んでいき彼女のすぐ後ろの本棚の立付けの部分の下に当たった、そしてそれは勢いよく反射し、彼女の後頭部に直撃した
「あ・・・」
鎌を手放し、倒れていく死神・・・
しばしの沈黙が流れた・・・
「シャアアアアア!!」
・・・ガッツポーズ、久しぶりの達成感だった
・・・伊達にサッカー部やってなかったんだよ!!頑張ったんだよ俺!!
「ハハハハハハハハハハハハハハハハっハぁハハハハハハハ」
ぐちゃぐちゃになった部屋の真ん中で勝利を噛み締める俺・・・
夕暮れ時も終わりかけ、陽は落ちかかっていた
「カアッ・・・カアっ」
・・・どこかからともなくカラスのなく声が聞こえた
私は素行の悪い死神に捕まり、今まさに魂を刈り取られようとしてます
・・・激痛が走った
いたい!!いったい!・・・そうか!これが魂を刈り取られる痛み、あの野郎何が痛くないだ・・・死ぬほどいたいぞ!!
クソッでも一瞬だ少し我慢すれば・・・
「ガリガリ・・・ガリガリ」
・・・いってぇーーーいたい、いたい、とんでもなくいたい
「ガリガリガリガリガリガリ」
・・・なんかもうノコギリのような音がしはじめた。もう頼むから早くしてくれ!!
「・・・・・・・・・・・・あれウソ?切れない」
・・・動揺した声が聞こえた
・・・・・・えっ?マジで??
目を開けるとおれの魂?的なものを鎌で切ろうとする死神・・・それはもうすごい形相だった!
もうフルアーマーはやめたのか鎌はひとつしか持ってなく・・・鎧はあちこちに脱ぎ捨ててあった
そしておれの足下にはクレストヘルムが転がっていた・・・
なんか凄い光景だな・・・
「トゥルルルルルルルルッ」
電話の音がした・・・
家の電話だろうかそれとも俺の携帯電話かも知れないし、どっちだろうできればでて助けを呼びたい
「ひっ!!」
なぜか死神はその音を聞くとかなりビビりまくった
「課長からだ・・・」
・・・おまえのか!!
「どうしようでたくない・・・」
・・・そわそわする死神
チャンスだ・・・
動揺したのか彼女は一瞬警戒を解いた
俺はこの瞬間を見逃すわけにはいかない
膝で埋まっていた足を引き抜き、近くのクレストヘルムをひろった
その時、彼女は俺の存在に気づき鎌を振る態勢に入った、だが俺はその瞬間を待っていた。
クレストヘルムを上に投げ、思いっきり彼女に向けて蹴飛ばした
「トゥゥウウウウーーーーーーーー」
おそらく彼女は身を守るために前面に手を出すだろう。だが彼女は鎌を手に持っている!!
きっとクレストヘルムは彼女の手首に命中し、彼女は思わず鎌を落としてしまうだろう・・・フッ完璧だ、失敗するはずがない
・・・だが彼女のとる行動は予想外だった
彼女はとんでくるクレストヘルムをふっと避けた。それは美しくそして一瞬だった
・・・・・・あぁーーーーうんまあねそうだよね
俺の蹴ったクレストヘルムはそのまま飛んでいき彼女のすぐ後ろの本棚の立付けの部分の下に当たった、そしてそれは勢いよく反射し、彼女の後頭部に直撃した
「あ・・・」
鎌を手放し、倒れていく死神・・・
しばしの沈黙が流れた・・・
「シャアアアアア!!」
・・・ガッツポーズ、久しぶりの達成感だった
・・・伊達にサッカー部やってなかったんだよ!!頑張ったんだよ俺!!
「ハハハハハハハハハハハハハハハハっハぁハハハハハハハ」
ぐちゃぐちゃになった部屋の真ん中で勝利を噛み締める俺・・・
夕暮れ時も終わりかけ、陽は落ちかかっていた
「カアッ・・・カアっ」
・・・どこかからともなくカラスのなく声が聞こえた