風鈴亭と水底の歌

ほんちゃんは、中学のころからの友達だ。

なんとなくほわほわしてて、天然。

いっしょにいるとなごむ。

「はー、外、あついねぇ。干物になっちゃう」

「やだな笑。パプコでも買う?」

「あっ、わたしも買うー!」

「いや、半分こすればいいじゃん」

「おお、たしかに!奏天才か!」

「フツーでしょ」

「ええー?そう?」
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