72時間の恋人

色々器用なナツミの弁当って事で結構期待していたが、一口食った瞬間にそれが予想した通りのものだと気付く。



「やべ、超うめぇ!」

「本当? 変な味とかしない?」

「いや、マジ凄ぇ。うちのオカンのより全然美味いから」

「良かったぁ、タクヤに喜んでもらえて」



俺が野菜炒めをガツガツと食うのを見て、ナツミの表情に笑顔が戻った。


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