~ただ前へ~

ほどなくして、二人の体が離れる。


鈴江さんがパタパタと走って屋上から姿を消す。


しばらくして先生もいなくなった。



「何今の?」


呆然と立ち尽くす私に京香が言い放つ。




< 103 / 130 >

この作品をシェア

pagetop